|
いくら稼いでも年金がカットされない働き方 |
いくら稼いでも在職老齢年金にならず、年金が1円もカットされない働き方もあります。簡単にいうと厚生年金の被保険者にならない働き方をすればいいのです。
具体的には、
・厚生年金の適用事業所でない5人未満の個人事業所で働く
・パート・アルバイトとして働く(労働時間が正社員の所定労働時間の3/4未満)
・個人事業主として仕事を請け負う
などの働き方があります。
例えば、従前の会社で引き続き働く場合でも、嘱託として労働時間が週30時間未満となるように働けば、厚生年金へ加入しなくてもよいことになります。ただし、この場合は必ず雇用契約書を作成してください。
厚生年金に加入して働く場合、加入せずに働く場合、それぞれに良い面と悪い面がありますので、仕事の条件などを含めて良く見極めておく必要があります。
厚生年金に加入して働く場合 |
|
厚生年金に加入せず働く場合 |
・正社員として働く |
雇用形態 |
・従業員5人未満の個人事業所 ・パート・アルバイト ・個人事業主として働く |
賃金によっては年金が 一部または全額支給停止 厚生年金保険料を支払うが 加入した分だけ退職後の年金が増える 60歳未満の妻は第3号被保険者になれるので保険料の負担無し |
年金 |
年金の支給停止はなし
60歳未満の妻は国民年金に加入 保険料の負担有り |
勤務先で加入 (保険料は半額会社負担) |
健康保険 |
任意継続や国民健康保険などを 選択(保険料全額負担) |
|