もらえる年金額を調べましょう

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もらえる年金額を調べましょう
定年後の生活の大切な資金源となるのが年金。60歳が近づくとやはり気になるのが「もらえる年金の額」ですね。早い段階で知りたいと思うのは当然のことです。
平成21年度からは、毎年誕生日の月に、「ねんきん定期便」という書類が日本年金機構というところから送られてきます。(この通知が届かない場合はお近くの年金事務所か街角の年金相談センターへ問い合わせをしてください)
ねんきん定期便には、過去の加入履歴や、過去に支払った保険料の総額、将来受け取れる年金の見込額が記載されています。
ねんきん定期便は、通常は水色の封筒または葉書ですが、年金記録に誤りがある可能性が高い人には、オレンジ色の封筒が届くこともあります。
過去に働いていた事業所で、厚生年金の標準報酬月額を改ざんされた可能性がある人も、このオレンジ色の封筒が届くことがあります。
内容に間違いがない場合は、同封してある「年金加入記録回答票」の「もれ」や「誤り」がないの左横に○をして返送してください。
もし内容に不審な点がありましたら、直接お近くの年金事務所の相談窓口へ足を運んでみるのもいいでしょう。
オレンジ色の封筒が届いたり、加入記録に問題がある方(例えば過去に働いていた会社の記録が抜け落ちているような方)は、必ず年金事務所の窓口へ出向いて、記録の確認をおこなって下さい。
定期便が届く前に年金額を知りたい場合は、日本年金機構のホームページで試算することも可能です。
年金手帳を用意しましょう
年金事務所へ行く際に必要なのが「年金手帳」です。 配偶者がいる場合は夫婦二人の年金手帳が必要になります。
年金手帳はオレンジ色または青色の手帳です。一人で複数の手帳を持っている方は、その全てを年金事務所へ持参してください。
一部の企業では、年金手帳を会社側で保管している場合があります。年金額の見積りの際には必要ですので、会社側に話をして返還してもらってください。
もしお手元に「基礎年金番号通知書」という薄緑色のカードがあれば、年金手帳と一緒にしておいてください。ホッチキスでとめておくとよろしいかと思います。
また、過去に厚生年金基金へ加入していたことがある方は、お手元に厚生年金基金の加入者証等の書類があるはずですので、こちらも年金手帳と一緒にしておいてください。
基礎年金番号通知書
若い頃に転職などが多かったり、年金に加入していた記憶の曖昧な方は、過去の職歴等をメモ用紙にまとめて持参するとよいでしょう。


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